水道局が水道管の凍結防止呼びかけるイベント 盛岡

本格的な冬の冷え込みを前に、盛岡市の水道局が水道管の凍結防止を呼びかけるイベントを開きました。

イベントは盛岡市上下水道局がイオンモール盛岡南で行っています。

特設のブースが設けられ、水道管の凍結を防ぐ「水抜き」を実演するため、水道管の中が見えるようにした模型も用意されました。

職員が蛇口を全開にした状態でバルブを閉めると、水道管の中に水が残らなくなる様子が分かるようになっていて、訪れた人たちが説明に聞き入っていました。

会場ではこのほか、水抜きの手順や水道管が凍った場合の解凍方法などを書いたチラシも配って水道管の凍結防止を呼びかけていました。

盛岡市上下水道局によりますと、外の気温がマイナス4度以下になると水道管が凍結するおそれがあるということで、昨年度は、凍結に関する問い合わせが市や水道業者に2281件寄せられたということです。

会場を訪れた女性は「水道管の凍結が心配なときは早めに水抜きをしようと思います」と話していました。

盛岡市上下水道局給排水課の小野寺広和主任は「マイナス4度が凍結の目安なので、天気予報を見て水抜きを行ってもらえれば」と話していました。

イベントは6日まで行われます。