普代村が「いわて生協」と協定 配食サービスを週5日に拡充

普代村はこれまで村の事業として介護が必要な高齢者などに週に1回行ってきた配食サービスを「いわて生協」の協力を得て週5日に増やすことを決め、22日生協との間で協定を結びました。

これまで普代村では村内の介護や支援が必要なお年寄りや障害のある人、あわせて40人に、1食600円ほどの費用のうち300円を補助して食事を届ける配食サービスを提供してきました。

村はこのサービスを「いわて生協」の協力を得て、来月4日から、週5日に拡充することにしました。

普代村役場で協定の締結式が行われ、普代村柾屋伸夫村長といわて生協飯塚昭彦理事長が協定書を取り交わしました。

利用者は1食、600円程から700円あまりのメニューの中から選んで週5日、生協の配食サービスを受けることができ、いずれも村が1食あたり300円を助成します。

利用者の支援を強化するとともに毎日、食事を届けることで見守りにもつながるとしています。

普代村の柾屋伸夫村長は「村だけで高齢者などを支えていくことが困難になっていく中で、ありがたく思っている。高齢者の安全安心の確保にもつながると思う」と話していました。

いわて生協の熊谷修常務理事は「県内各地で高齢化が進んでいく中でほかの自治体との連携も進めていきたい」と話していました。