JRの観光列車「ひなび」来月の運行前に報道関係者の試乗会

来月から岩手県内で運行が始まるJRの新しい観光列車「ひなび」の報道関係者に向けた試乗会が22日行われました。

花巻駅を経由して盛岡駅と釜石駅を結ぶ、JRの新しい観光列車「ひなび」は、来月23日から運行が開始されます。

これを前に22日は、報道関係者に向けて東北本線の盛岡駅と花巻駅の間で試乗会が行われました。

列車は2両編成で、1号車はボックスシートのグリーン車、2号車はリクライニングシートが並び、いずれの車両にも大きな窓がついた展望室があり沿線の景観を楽しめるようになっています。

22日の盛岡は晴れて、大きな窓から岩手山も望むことができました。

観光列車「ひなび」は、来月23日から運行が始まり、盛岡駅と釜石駅の間で土日祝日を中心に運行されるということです。

運行前には一般向け試乗会も予定されていて、岩手県では今月25日に盛岡駅と釜石駅の間で、青森県では来月2日に青森駅と下北駅の間で行われますが、すでに満席だということです。

JR東日本盛岡支社地域共創部の富岡耕太地域連携ユニットリーダーは、「岩手をPRする貴重な機会として『ひなび』で地域を結び、東北の自然やぬくもりを感じてほしい」と話していました。