狩猟シーズン迎え 猟銃の暴発事故などに注意を 岩手

狩猟のシーズンを迎えるこの時期、警察は猟銃の暴発事故などを起こさないよう注意を呼びかけています。

県内は狩猟のシーズンを迎え、ニホンジカ、イノシシ、ツキノワグマは今月1日から、キジやヤマドリなどは今月15日から狩猟が解禁されました。

警察は、狩猟のため猟銃やライフルを持って山に入るこの時期、銃の暴発や誤射による事故が心配されるとしています。

警察によりますと、県内では去年までの過去10年間に狩猟中の猟銃やライフルによる事故があわせて5件発生し、2人が亡くなっています。

7年前の2016年11月には遠野市でシカ猟をしていた会社員が誤って仲間の男性をライフルで撃って死亡させる事故が発生しました。

警察はハンターに対して、▽転倒したり誤って引き金に触れたりして銃が暴発するのを防ぐため、弾をこめたまま銃を持ち歩かないこと、▽弾は動物を確認してから銃にこめることなどを呼びかけています。

また、一般の人に対しては、▽目立つ色の服装で山に入ること、▽鈴やラジオで音を鳴らしながら歩くことなどを呼びかけています。