元日本記録保持者から速く走るコツを学ぶ授業 岩手 宮古

宮古市の小学生が陸上女子800メートルの元日本記録保持者の徳田由美子さんから速く走るコツを学ぶ授業が開かれました。

スポーツ庁が各地の小学校でスポーツの魅力を知ってもらおうと開いている授業には、宮古市立花輪小学校の5年生と6年生の合わせて46人が参加しました。

21日は、陸上女子800メートルの元日本記録保持者の徳田由美子さんが講師を務め速く走るためのコツなどを教わりました。

子どもたちはまず、体を使ったじゃんけんや手押し相撲などで反射神経や体幹を鍛えるゲームをしながら準備運動をしていました。

そして速く走るポイントについて徳田さんは、姿勢を良くして歩幅を大きくとり足を速く動かし、回転数を上げることなどを実演しながら教えていて、子どもたちも教わった動きを意識しながら走っていました。

参加した6年生は「陸上をやっているのできょう聞いた話を生かして速く走りたいです」と話していました。

また5年生は「実際に陸上で日本記録を残した人に会えて良かったです」と話していました。

徳田さんは授業の終了後に「一生懸命、聞いて実践してくれたのでよかったです。運動は体にも心にもいいので普段から楽しく体を動かしてほしいです」と話していました。