釜石 災害公営住宅 湯たんぽの袋作りで交流

本格的な冬を前に、釜石市では地域の人たちが湯たんぽの袋を作って交流しました。

湯たんぽの袋づくりは、釜石市野田町で地域住民の見守り活動などを行っている団体が企画しました。

17日は、災害公営住宅の集会所におよそ20人が集まり、会話を弾ませながら用意した布を針と糸でつなぎあわせたあとひもを通して湯たんぽの袋を作っていました。

この団体ではこうした住民の交流イベントを月に1回、行っていて、来月には日本舞踊を鑑賞するイベントを開く予定だということです。

参加した市営住宅に1人で暮らす80代の女性は「1人でいると家にこもってしまうが、ここに来ることで会話ができて楽しい」と話していました。

催しを企画した団体、「暖チーズ」の代表、千葉房子さんは「高齢で1人暮らしの世帯が増えている。孤立を防ぐため声かけを続け、さらに多くの人に参加してもらいたい」と話していました。