盛岡バスセンター開業1年 周辺の通行量 開業前より約2割増

開業して1年がたった盛岡市の「盛岡バスセンター」周辺を1日に通る人が、開業前に比べておよそ2割増えたことが盛岡市の調査でわかりました。
市は「開業で周辺の飲食店や観光名所を訪れる人も増えたためではないか」としています。

「盛岡バスセンター」は去年10月4日に開業し、路線バスなどの停留所があるバスターミナルのほか、飲食店など15のテナントとホテルなども設けられました。

盛岡市は開業の効果を調べるため、周辺の「中ノ橋通1丁目」と「南大通1丁目」の合わせて3か所で1日に通る人の数を調べました。

この結果、4年前・2019年3月は3か所を通った人が合わせて8515人でしたが、バスセンター開業後のことし3月は1万58人で、およそ18%上回っていました。

市は「開業の効果で周辺の飲食店や観光名所を訪れる人も増えたためではないか」と分析しています。

盛岡バスセンターを運営する「盛岡ローカルハブ」は「バスセンター周辺のさらなるにぎわい創出のため、イベントの企画なども行っていきたい」としています。