来年の年賀はがきの販売始まる 盛岡中央郵便局で記念イベント

きょうから11月です。
ことしもあと2か月となる中、来年の年賀はがきの販売が始まり、盛岡中央郵便局では子どもたちを招いた記念のイベントが開かれました。

盛岡市の盛岡中央郵便局で行われたイベントには近くにある仁王幼稚園の子どもたちが参加し、まず、全員で歌を披露しました。

そして、郵便局の営業が始まる午前9時、子どもたちのかけ声で年賀はがきの販売が始まりました。

窓口には30人ほどが列をつくり、来年のえと「たつ」のイラストなどがかかれた年賀はがきを買い求めていました。

1日は、はがきを購入した人たちに岩手県産のキャベツやニンジンなどが入った野菜セットも配られました。

盛岡市の80代の女性は「毎年、友人や親類に『長生きして頑張ろう』などと手書きのメッセージをつけて年賀状を送っています。来年は平和で争いのない年になってほしいと思います」と話していました。

日本郵便によりますと、年賀はがきの発行枚数は、2004年用の44億枚をピークに減り続けていて、来年用はことし分より1割余り少ない14億4000万枚となります。

盛岡中央郵便局の小島智晃窓口営業部長は「手紙を出す人は少なくなってきていますが、年賀状を通じて手紙の持つぬくもりを1人でも多くの人に感じてほしいと思います」と話していました。

年賀はがきの受け付けは来月15日から始まります。