生成AI活用し展示内容解説 県立水産科学館に新しいシステム

宮古市にある県立水産科学館に、生成AIの技術を活用して展示内容を解説するシステムが導入され、震災学習で訪れた中学生たちが利用しました。

このシステムは、岩手県立大学ソフトウェア情報学部の※さい 大維教授の研究グループと宮古市の県立水産科学館が協力して開発しました。

今月上旬に設置され、31日は葛巻町の江刈中学校の1、2年生14人が団体客として初めて利用しました。

用意された端末をセンサーにかざすと、文章とともに音声で解説を聞くことができます。

生徒たちは、水槽や模型などの展示を回りながらイヤホンで解説を聞いていました。

こうした音声でのガイドは、通常、職員が作りますが、このシステムでは基本的な情報を提供すれば生成AIが自動で制作するため、職員の負担が大幅に軽減されるということです。

2年生の生徒は「楽しくていろいろ情報を知ることができてよかった。使い方も簡単でした」と話していました。

音声ガイドは小学校低学年から高校生、大人向け、それに英語や中国語などの外国語にも対応しているということで、県立水産科学館では240本を用意しているということです。

県立大学の※さい 大維教授は「生徒たちに好評でよかった。このシステムによって県立水産科学館の魅力を発信してもらい、今後は、三陸沿岸の小規模な展示施設にも広げていきたい」と話していました。

※「さい」は「祭」にくさかんむり