学校などでインフルエンザ感染が相次ぐ 異例のペースで拡大

県内では学校やこども園などでインフルエンザの感染が相次いでいて、学年閉鎖などの休業措置は30日、合わせて30件になりました。
昨シーズン、30件に達したのは2月で異例のペースとなっています。

盛岡市によりますと、城西中学校ではこれまでに32人がインフルエンザに感染し、このうち21人が2年生でした。

学校は30日から4日間、2年生を学年閉鎖としました。

また、県によりますと、滝沢市の滝沢小学校では3年生の1クラスで30日から3日間の学級閉鎖を決めました。

学年閉鎖などの休業措置は今シーズン、これで合わせて30件になりました。

県によりますと、去年のこの時期、学校などでの休業措置は県内では報告されておらず、▽昨シーズン30件に達したのは2月6日、▽新型コロナウィルスの感染が拡大する前の2018年から2019年にかけてのシーズンは1月21日でした。

ことしはインフルエンザの流行が早く、休業措置も異例のペースで相次いでいて、県は、手洗いや予防接種など対策を呼びかけています。