盛岡市 内館市長 起業した市民との座談会開催

盛岡市の内館市長は、市長選挙で掲げていた「市民と直接対話する機会を設ける」という公約に沿って、30日、初めて、市内で起業した人たちとの座談会を開きました。

30日、盛岡市内で開かれた内館市長との座談会には、市内で3年以内に起業した7人が出席しました。

はじめに、内館市長が「私の最終目標は、優しい心を持った盛岡を作っていくことです。そのためにお話をしたいということで皆さんに集まってもらいました」とあいさつしました。

続いて、参加者との意見交換が行われ、これから起業したい人とすでに起業した人との交流の機会が不足しているとか、支援の部署は各所にあるが連携が少ないため、起業にむけた相談に適した部署に誘導できるような体制を整備してほしいといった意見が出されました。

これに対し内館市長は「これから盛岡が生き残っていくためには積極的に起業する人が増えていくことが大切なので、先輩としてそういう選択肢があるということを示していってほしい」と答えていました。

盛岡市では今回のように、テーマにあわせて様々な分野で活動する市民に出席してもらう座談会を、今年度中に50回ほど実施していきたいとしています。

座談会のあと内館市長は「実際に話を聞くとすぐに取り組むことができる課題も分かってきたのでよかった。組織の情報共有の連携はすぐに実施していきたい」と話していました。