東北の新たな観光列車「ひなび」12月23日にデビュー
岩手県と青森県のJRの路線で、この冬から運行される新たな観光列車「ひなび」について、JR東日本は、デビューの日が12月23日に決まったと発表しました。
JR東日本は、今後、定期運行も視野に入れて検討しているということです。
新たな観光列車「ひなび」は2両編成で、車両にはJR東日本盛岡支社管内のディーゼルカーで広く用いられた「盛岡色」と呼ばれる白地に赤いラインが配色されています。
JRは、この「ひなび」がことし12月23日にデビューすると発表しました。
デビュー当日、団体専用の臨時列車として、県内では東北本線の盛岡駅と花巻駅の間と釜石線の花巻駅と釜石駅の間で運行されます。
また、「ひなび」のデビュー前の来月25日には東北本線と釜石線で一般の乗客を対象にした試乗会を開くということです。
JRは、デビューの日以降の運行については詳細が決まり次第発表するとしていて、今後、定期運行も視野に入れているということです。
JR東日本盛岡支社は「岩手と青森の新たな列車の旅を楽しんでもらいたい。沿線の皆様のご協力をいただきながら、地域の活性化にも貢献していきたい」としています。