岩手のお酒が集合! 飲んで食べて楽しむイベント 盛岡

岩手県内でつくられた日本酒やビールなどを紹介するイベントが盛岡市で30日から開かれています。

このイベントは、酒造りの文化を発信して岩手の魅力を知ってもらおうと、県や酒造組合などが開催し、県内の酒蔵や醸造所など23のメーカーから100種類以上の酒が並んでいます。

出店ブースには、県産のホップを使用した盛岡市の醸造所のビールや特産品の山ぶどうを使った葛巻町のワイナリーのワイン、それに岩手県内で最も古い酒蔵の日本酒などさまざまな酒を飲み比べることができ、気に入った商品は買うこともできます。

また、会場では「お酒に合う県産食材」をテーマにした料理も紹介されていて、訪れた人は地元の酒と食材をいっしょに楽しんでいました。

盛岡市の30代の男性は「転勤で来たばかりなので初めて知ったお酒も多く、気に入ったお酒はお土産に買って帰りたいです」と話していました。

イベントを主催する岩手県盛岡広域振興局の渡邉恵理子特命課長は「酒蔵と消費者が直接交流することで、気に入ったお酒を見つけてもらい、次はその酒蔵がある地域を訪れるきっかけにしてほしい」と話していました。

このイベントは盛岡市のもりおか歴史文化館前の会場で10月1日午後4時まで開かれています。