秋の全国交通安全運動 県内19か所で自転車の交通指導取締り

秋の全国交通安全運動の重点目標の1つである、自転車運転中のヘルメット着用と交通ルール順守をすすめようと、県内19か所で自転車の交通指導取締りが行われました。

25日は朝の通勤・通学時間帯にあわせ県内のあわせて19か所に警察官およそ100人が出て交通指導取締りを行いました。

このうち盛岡市青山にあるIGRいわて銀河鉄道青山駅付近では、警察官8人が交通違反や車両の不備がある自転車を1台ずつ止めて指導を行っていました。

この付近は駅があり交通量が多いことから、過去に自転車と車の死亡事故が発生したことがあります。

県警察本部によりますと、25日の取締りでは県内全体でブレーキがついていない自転車に乗っていたケースと信号無視のあわせて2件が検挙されました。

また、一時不停止や自転車の通行が認められていない歩道を走っていたケースなど、58件で警告が行われました。

県警察本部交通指導課の吉田保雄指導取締補佐は「自転車は利用しやすいためルールが徹底されにくい傾向がある。自転車は車両であり、違反行為は危険だということを改めて理解していただきたい」と話していました。