県内産食材で新開発「岩手ぅんめぇ〜もんグランプリ」審査会

県内産の食材を使って新たに開発した食品のコンクール「岩手ぅんめぇ〜もんグランプリ」の審査会が、盛岡市で開かれました。

このコンクールは県産の農林水産物の需要拡大につなげようと県が毎年、開いています。

県内産の農林水産物を使っていることなどが応募の条件で、ことしも県内各地の食品会社や高校などからお菓子やつくだ煮など合わせて24点が出品されました。

22日は盛岡市で審査が行われ、開発者がどんな食材を使ったかやできた食品の特徴などを売り込む中、審査員が食品を味わって採点していました。

ほおずきのジャムを入れたシュークリームを出品した花巻農業高校の3年生は「ほおずきの酸味を消さないよう生かすのに苦労しました」と話していました。

審査の結果、最優秀賞には大槌町で駆除されたシカ肉を米こうじに漬けた「大槌鹿の寒こうじ漬け」が選ばれました。

また優秀賞には陸前高田市の水産加工会社の「番屋風蒸し牡蠣水煮缶」と水沢農業高校の米粉でつくったハンバーガー「コメとんバーガー」が選ばれました。

この「岩手ぅんめぇ〜もんグランプリ」では来月21日、
「イオンモール盛岡」で販売会が行われます。