陸前高田市のキャンプ場 23日にリニューアルオープン
陸前高田市で東日本大震災の仮設住宅に使うなどしてきたキャンプ場が23日、大手アウトドア用品メーカーの運営でリニューアルオープンすることになりました。
キャンプ場は「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」と名付けられ、およそ22ヘクタールあります。
県のキャンプ場で、東日本大震災の後は、仮設住宅や復興工事の関係者の宿泊用地として使われました。
再びキャンプ場として使うことになり、県が大手アウトドア用品メーカーに運営を委託して工事をし直し、23日、リニューアルオープンすることになりました。
22日は関係者に施設内部が公開されました。
敷地内にはテントを最大で145張り、設営することができ、区画が決まっているエリアのほか、好きな場所に自由にテントを張れる「フリーサイト」も整備されました。
中にはペットが遊べるドッグランを供えたサイトもあるほか宿泊施設やアウトドアグッズをそろえた店。
それに海を見渡せる展望台も整備されました。
利用には予約が必要で、基本料金は700円。
このほかサイトによって3500円から1万3000円の料金がかかります。
県観光・プロモーション室の木登恵一国内観光担当課長は「海と山に囲まれた自然豊かな場所でキャンプを楽しめるので、国内外から利用者を呼び込み、地域経済の活性化につなげたい」と話していました。