グルージャ盛岡 新スタジアムの建設を求める要望書提出へ

サッカーJ3、いわてグルージャ盛岡はJリーグの基準を満たす新たなスタジアムの建設に向けた協議委員会で、20日、盛岡市などに対して、およそ8500人を収容する新スタジアムの建設を求める要望書を提出する方針を明らかにしました。

20日、盛岡市で市や県の担当者なども参加した協議委員会が冒頭を除いて非公開で行われました。

出席したいわてグルージャ盛岡の秋田豊社長によりますと、新たなスタジアムの建設に向けて盛岡市や県、それに国に対してどのように支援を求めていくかや補助金などの申請時期や方法などについて協議したということです。

その上で、今後、およそ8500人を収容する新スタジアムの建設を求める要望書を盛岡市などに提出する方針を明らかにしました。

グルージャのホームゲームが行われているいわぎんスタジアムの収容人数はおよそ5000人でJリーグの基準を満たしておらず、来年6月までに基準を満たすスタジアムについて場所や予算額なども明示した建設計画書を提出する必要があります。

秋田社長は「スタジアム問題は盛岡市や県と協議しながら一歩ずつ進んでいる。県民や市民のみなさんもぜひとも一緒に戦ってほしい」と話していました。