西和賀町の小学生が森林の大切さを学ぶ授業

町の面積の8割以上が森林となっている西和賀町で、地元の小学生が森林の大切さを学ぶ授業が行われました。

西和賀町立沢内小学校では13日、3年生11人が西和賀町雪国文化研究所の小野寺聡研究員から、町にはおよそ230種類もの木々が育つ豊かな森林があることなどの説明を受けました。

さらに森の木々は空気中の二酸化炭素を取り込み温暖化の防止や土砂崩れなどの災害を防ぐ役割があることなどを学んでいました。

このあと子どもたちは、学校から20キロほど離れた森林で高さ20メートルほどのスギの木をチェーンソーで伐採する作業を見学したり、まき割の体験をしたりしていました。

参加した児童は「森林についていろいろ学んだので大人になったら林業の仕事をしてみたいです」と話していました。

西和賀町地域林政アドバイザーの金子光雅さんは「森林について学んだことで子どもたちが自然に関わる仕事に興味を持ってほしいです」と話していました。