紫波町で恒例のかかしまつり 大谷選手や佐々木選手のかかしも
紫波町で恒例の「かかしまつり」が開かれ、活躍するアスリートなどをモデルにしたユニークなかかしが訪れた人を楽しませています。
「かかしまつり」は、紫波町佐比内の産直施設、「紫波ふる里センター」で開かれ、地元の農家などが制作したかかし、あわせて87体が並んでいます。
アスリートや人気アニメのキャラクターなどをモデルにしたものなどがあり、このうち、ことし3月のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで日本代表の優勝に貢献した奥州市出身で大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手や、陸前高田市出身でプロ野球ロッテの佐々木朗希投手をモデルにしたかかしは日の丸を手に、胸に金メダルをかけています。
このほか、10日初日を迎える大相撲秋場所に新小結として臨む盛岡市出身の錦木をモデルにしたかかしもあり、訪れた人たちは近くでじっくり眺めたり、写真を撮ったりしていました。
家族で訪れた30代の男性は「毎年来ていますが、ことしもおもしろいものが多かったです。家族で写真を撮って、いい思い出になりました」と話していました。
「紫波ふる里センター」の山下研悦組合長は「ことしもみなさんの笑顔が見られてよかったです」と話していました。
「かかしまつり」は10月末まで開かれています。