新型コロナ感染者数 岩手県 1週間に1966人 前週比微増

県内の新型コロナウイルスの感染者数は、今月27日までの1週間に1966人報告され、前の週より80人増えて10週連続で増加しました。
先週の発表では前の週の1.8倍に急増しましたが、この1週間では増え幅は縮小しました。

県によりますと、今月27日までの1週間に県内の62の医療機関から報告された新型コロナウイルスの感染者数は保健所の管内別に、奥州保健所管内で409人、県央保健所管内で297人、中部保健所管内で268人、盛岡市保健所管内で250人、一関保健所管内で201人、宮古保健所管内で184人、大船渡保健所管内で129人、二戸保健所管内で124人、久慈保健所管内で83人、釜石保健所管内で21人となり、あわせて1966人でした。

前の週と比べると80人増えていて、10週連続の増加となりました。

ただ先週の発表では、その前の週の1.8倍、800人以上増えており、増加幅は縮小しました。

1医療機関あたりの感染者数は31.71人で前の週を1.29ポイント上回っています。

1医療機関あたりの感染者数は保健所の管内別で奥州保健所が58.43人と最も多く、次いで二戸保健所が41.33人などとなっています。

年代別の感染者数は、10歳未満が438人、40代が230人、10歳から14歳までが211人、60代が176人、80歳以上が170人、30代と50代が167人、70代が160人、20代が149人、15歳から19歳が98人でした。

新たに発生したクラスターは19件で、高齢者施設が11件、医療施設が6件、福祉事業所と教育・保育施設がそれぞれ1件ずつでした。