大雨被害の秋田に 車の寄付を呼びかけ

先月の記録的な大雨で被害を受けた秋田県で車を失った人などに無料で車を貸し出す支援をしている団体が、支援に使う車両が不足しているとして、免許の返納や買い替えを検討している人などに車の寄付を呼び掛けています。

先月の記録的な大雨により秋田県内では秋田市や五城目町など複数の自治体で住宅だけでなく車が浸水する被害も多くありました。

東日本大震災をきっかけに設立された「日本カーシェアリング協会」は災害で車を失った人などに無料で車を貸し出す支援をしていて、先月31日からは秋田市内で、今月4日からは五城目町で支援を始めています。

ただ、今月2日時点で貸し出しの申し込みが122件寄せられたのに対し、支援のために集められた車は50台ほどにとどまっているということです。

この日本カーシェアリング協会は、車を所有している企業や、免許返納や買い替えを検討している個人などに、支援に使用するための車の寄付を呼び掛けています。

車種は問わず、車検がついていて、安全な走行に支障がない状態であることなどが条件となっています。

また、車の寄付が難しい場合でも活動への寄付金も募っているということです。

団体は、新たに50台ほどの寄付を集めて今回の秋田での大雨災害への支援体制として合わせて100台の規模の車を準備したいとしています。

【車の寄付】
TEL(9時〜16時)050−5482−3677
HP(24時間)日本カーシェアリング協会
https://www.japan−csa.org

【寄付金】
検索「カーシェアリングレディーフォー」HP 
https://readyfor.jp/projects/japan−csa2023