大谷選手ダブルヘッダー大活躍 完封で9勝目2打席連続本塁打

奥州市出身で大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が27日、タイガースとのダブルヘッダー2試合に出場し、第1試合で大リーグで自身初となる完封勝利で9勝目を挙げたあと、第2試合で2打席連続ホームランを打ちました。

エンジェルスとタイガースの試合は、前日の試合が悪天候のため中止され、27日はダブルヘッダーが組まれました。

大谷選手は、第1試合に先発ピッチャー兼2番・指名打者で出場しました。

大谷選手は、2回にこの試合2つ目の三振を奪って今シーズンの通算奪三振数を「150」としました。

5回の先頭バッターに初めてヒットを打たれましたが、7回まで相手打線に二塁を踏ませませんでした。

大谷選手は9回もマウンドに立ち、3者凡退に抑え、エンジェルスが6対0で勝ち、大リーグ6年目で初めてとなる完封勝利で今シーズンの通算成績を9勝5敗としました。

続く第2試合も2番・指名打者で先発出場し、2回の第2打席、ツーアウト一塁の場面でレフトへ今シーズン37号のツーランホームランを打ちました。

さらに、4回の第3打席で今度は右中間へ2打席連続となる38号ソロホームランを打ちました。

ホームランを打ったあと、大谷選手は左手で脇腹のあたりを気にしながら走る様子が見られ、その後、7回にまわってきた第4打席で代打が送られて交代しました。

球団によりますと、交代の理由は筋肉のけいれんによるものだということです。

エンジェルスは、ダブルヘッダー第2試合も11対4で勝って4連勝としています。