釜石で37.7度 各地で猛暑日に 27日も熱中症対策を

26日の県内は広く高気圧に覆われて晴れ、釜石市では日中の最高気温が37.7度まで上がるなど、猛暑日となったところがありました。
27日も一関市で最高気温が34度と予想されるなど、引き続き熱中症への対策が必要です。

県内は広く高気圧に覆われていて、26日も午前中から気温が上がりました。

釜石市では午後1時前に37.7度が観測されたほか、一関市では午後2時すぎに35.8度、大船渡市では午後2時半ごろに35度3分まで気温が上がり、猛暑日となりました。

このほか、県内の34の観測地点のうち、28地点で30度以上の真夏日となりました。

気象台によりますと、27日も県内は高気圧に覆われ晴れや曇りの天気で、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響で雨の降るところもある見込みです。

27日予想される最高気温は一関で35度、大船渡で34度、盛岡で32度、二戸で31度となっています。

暑さが続く中、県内では熱中症とみられる症状で病院に搬送される人が相次いでいます。

エアコンなどで室温が28度以下になるよう調節するほか、のどが渇かなくてもこまめな水分補給や、屋外で活動する際には無理をせず休憩を取ったりするなど、熱中症対策を続けてください。

消防によりますと、26日午後5時までに県内では合わせて24人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。

このうち二戸市では、20代の男性が工事現場での作業中に頭痛と脱力の症状を訴え、市内の病院に搬送されました。

また奥州市では、高校生が部活動中に頭痛と手足のしびれを訴え、市内の病院に搬送されました。

いずれも命に別状はないということです。