花巻中央広場で子どもたちが木のおもちゃ遊びや工作を体験

木の魅力を知ってもらおうと、木材を使ったおもちゃで遊んだり、工作を楽しんだりする催しが岩手県花巻市で開かれています。

この催しは、県産の木材などを使ったおもちゃを集めている「花巻おもちゃ美術館」がオープンして3年になるのを記念して開かれたもので、会場の花巻中央広場にはおもちゃに関連する10のブースが設けられています。

このうち、美術館が所有している木材を使ったおもちゃで遊ぶことができるブースでは、子どもたちがスタッフの説明を聞きながらコマやけん玉などで遊んでいました。

また、宮城県や秋田県からもブースが出され、工作を体験したり、木材で作ったキーホルダーなどを販売したりしていました。

5歳と3歳の子どもと訪れた母親は「子どもたちが夢中になって遊んでいる。木のぬくもりが感じられてすてきだと思う」と話していました。

花巻おもちゃ美術館の平野裕幸館長は「木にたくさん触れて、あたたかさや香りを体感してもらいたい」と話していました。

このイベントは23日午後3時まで行われています。