JA職員などから寄せられた食料 子ども食堂支援団体に寄付

県内の子ども食堂などの運営を支援している団体へ、JAの職員などから寄せられた食べ物や飲み物などが寄付されました。

JA全農いわてなど5つの組織でつくるJA岩手県五連は、令和元年度から毎年、職員の家庭にある食べ物を職場などに持ち寄ってまとめて地域の福祉団体や施設に寄付する「フードドライブ」に取り組んでいます。

今年度も、県内の子ども食堂などを支援する「子どもの居場所ネットワークいわて」に集まった食べ物などを贈呈しました。

先月19日から30日にかけて、JAの職員や盛岡市の県産業会館に入る団体の職員から、カップ麺やお米、それにレトルト食品など合わせて758点が寄せられました。

寄付された食料品などは、子ども食堂の運営や学習支援を行っている63の団体、76か所に配られるということです。

JA岩手県五連の苅谷雅行副会長は「食べ物を生産する団体として、地域を明るくしてくれる子どもために少しでも役に立ちたいという思いで寄付を続けています」と話していました。

「子どもの居場所ネットワークいわて」の高野美恵子共同代表は「食べ物に限らずすべての物の値段が上がって大変な状況のところも多く、こうして食べ物を頂けてとても助かります」と話していました。