大谷翔平選手の「田んぼアート」見頃 出身地の奥州市

ことし野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで優勝し大会のMVPにも選ばれた大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手を描いた田んぼアートの作品が大谷選手の出身地、岩手県奥州市で見ごろを迎えています。

大谷選手を描いた田んぼアートは、地域を盛り上げようと大谷選手の地元、奥州市の水沢佐倉河の田んぼに作られました。

日本代表のユニフォーム姿で大谷選手が投球する姿が「WBC」「MVP」などの文字とともに躍動感たっぷりに描かれました。

企画した跡呂井田んぼアート実行委員会によりますと、大谷選手を描いた田んぼアートは2018年から始まりましたが、新型コロナの影響でことしは4年ぶりです。

今月上旬に地元の有志や中学生などが集まって紫色や赤色など5種類の稲を植えたということです。

見学に訪れた人は「地元の人たちの思いも感じられるすばらしい田んぼアートだと思いました。『世界の大谷選手』にはますます活躍してほしいです」と話していました。

田んぼアートを企画した跡呂井田んぼアート実行委員会の今野一栄委員長は「大谷選手のすばらしい活躍をみんなで応援したいと制作しました。田んぼアートを見た人にはまた奥州市を訪れるきっかけにしてもらいたいです」と話していました。

この田んぼアートは来月20日ごろまで見頃だということです。