弁当食べて食中毒症状 滝沢市の飲食店を3日間営業停止に
先月、滝沢市の飲食店が販売した弁当を食べた人7人が下痢や発熱などの症状を相次いで訴え、保健所はこの弁当が原因となった食中毒として、店を2日から3日間の営業停止処分にしました。
営業停止処分を受けたのは、滝沢市鵜飼狐洞の「居酒屋8」です。
県によりますと、先月23日にこの店が販売した「牛サガリ弁当」を食べた30代から50代の7人が相次いで、下痢や発熱などの症状を訴えました。
このうち5人が医療機関を受診しましたがいずれも回復に向かっているということです。
また保健所の調査で2人から食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター」が検出されたということです。
7人が共通して食べたものはこの弁当だけだということで、県は弁当が原因となった食中毒として、店を2日から3日間の営業停止処分としました。
この店の弁当では、このほかにも先月22日から26日までに食べた人、数人に同様の症状が確認されているということで、県が引き続き調査しています。
これから夏場にかけてはカンピロバクターなど食中毒を引き起こす細菌が繁殖しやすくなることから、県は調理の際などは衛生管理を徹底するよう呼びかけています。