高校生の求人受け付け始まる オンラインでの受け付けが増加

来年春に卒業する高校生を対象とした企業からの求人の受け付けが1日から始まりました。
企業からの求人票はデジタル化が進みオンラインでの受け付けの割合が増えています。

盛岡市に本社がある食品スーパーでは、去年までは担当者がハローワークに出向いて求人票を届けていましたが、ことしからはオンラインでの手続きに切り替えました。

スーパーの担当者は求人票に採用人数や給与、それに福利厚生などを記入し内容が正しいかどうかを確認したうえで送信していました。

高校生を対象にした求人票は、企業の担当者がハローワークの窓口で手続きしたり郵送やファックスなどで送る従来の方法に加えて3年前の2020年からオンラインでも受け付けています。

ハローワーク盛岡によりますと、去年は、およそ半数の企業がオンラインで手続きを行ったということで年々、増加しています。
食品スーパーの人事教育室の奥玉雄一マネジャーは「ことしからインターネットでの手続きにして従来にくらべてやりやすくなったと思います。コロナ禍が一段落し、県内就職を希望する高校生の割合が減っていますが良い人材を確保したい」と話していました。

求人票は来月1日から各高校に公開され9月から面接などの採用選考が始まります。