岩手県内 インフルエンザ 季節外れの流行続く

県内ではインフルエンザの感染がこの時期も続いていて、大船渡保健所の管内では28日までの1週間に報告された感染者数が、1週間前に続いて注意報の目安を超えました。

県感染症情報センターによりますと、28日までの1週間に県内63の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は159人で、1医療機関あたりでは2.52人でした。

1週間前の発表と比べると0.4人減りましたが、大船渡保健所の管内では1週間前に続いて注意報の目安とされる10人を上回り、15人となりました。

このほか一関保健所の管内が6人。
奥州保健所の管内が2.57人でいずれも1週間前の発表を上回りました。

県によりますと、例年この時期は1人を下回っていて、季節外れの流行が続いています。

県は、感染予防のためこまめな手洗いや換気などを徹底し、体調がすぐれない場合には出勤や登校を控えるよう呼びかけています。