盛岡市のビルで塗装作業中の3人 体調不良訴え搬送

24日午前、盛岡市中心部のビルで塗装作業をしていた作業員3人が体調の不良を訴え、病院に運ばれました。
警察や消防によりますと意識はあり、命に別状はないということです。

24日午前11時30分ごろ、盛岡市中央通のビルで「作業員が倒れている」と警察に通報がありました。

消防によりますと20代から50代の作業員3人が体調の不良を訴え、3人とも病院に運ばれました。

このうち2人は倒れた状態で発見されましたが、搬送される際、意識があり命に別状はないということです。

3人が作業していたのは2階建てのビルの地下にある受水槽で、24日は午前10時ごろから防水加工のため塗料の作業をしていて、警察が現場に到着した時、シンナーのようなにおいがしたということです。

現場は盛岡駅から900メートルほど離れたビルやホテルなどが建ち並ぶエリアで、現場周辺は一時、規制線が張られるなど騒然としました。

警察が当時の詳しい状況などについて調べています。