15歳未満の子どもの割合 岩手県は全国で4番目の低さ
5日はこどもの日です。
岩手県の人口に占める15歳未満の子どもの割合は去年10月現在で10.6%とこれまでで最も低くなり、全国でも4番目に低くなりました。
総務省の推計によりますと、県内に住む15歳未満の子どもは、去年10月1日現在でおよそ12万5000人で、前の年より4000人少なくなりました。
減少は22年連続です。
また、人口に占める子どもの割合は10.6%で、前の年より0.2ポイント低くなりました。
こちらは12年連続の減少で、比較できる1970年以降で最も低くなりました。
全国平均は11.6%で、岩手県は、前の年に続いて全国で4番目に低くなりました。
割合が最も高かったのは沖縄県の16.3%。
逆に最も低かったのは秋田県の9.3%でした。
次いで青森県が10.2%。
北海道が10.3%と北東北と北海道が特に低くなりました。
岩手県は去年の人口減少率も全国で最も拡大していて、少子化や人口減少対策が課題となっています。
岩手県政策企画課は「子育て世帯の経済的な負担を軽減するため、3歳未満の子どもの保育料を第2子以降は無償化するなど、全国トップレベルの水準の少子化対策に取り組んでいく」と話しています。