全国植樹祭前に 保育所の子どもたちに「森の教室」

ことし6月に全国植樹祭が行われる陸前高田市で保育所の子どもたちに向けた「森の教室」が開かれ、キャラクターショーやクイズなどを楽しみながら森林の大切さを学びました。

この「森の教室」は、県緑化推進委員会と国土緑化推進機構が、全国植樹祭に向けて子どもたちの関心を高め、機運を盛り上げようと開きました。

陸前高田市の高田保育所で開かれた教室には、3歳から5歳までのおよそ70人が参加し、はじめに森の中で出会ったキャラクターから森の大切さを教わるという内容のキャラクターショーを楽しみました。

この中では木が二酸化炭素を吸収し酸素を出して生き物を助けていることや森の保水力が土砂崩れを防いでいることなどが説明され、子どもたちが聞き入っていました。

また、森にすむ動物の足跡をあてるクイズなども出題されました。

26日はこのほか木の苗木を育てる取り組みにも挑戦し、子どもたちはコナラの実・どんぐりを受け取ると1つ1つプランターに植えていました。

今後、保育所で育て、苗木になったら植樹するということです。

参加した子どもたちは「森が土砂崩れを止めてくれるお話がおもしろかった」とか「植えたどんぐりが雲を超える高さに育って欲しい」などと話していました。

この「森の教室」は27日、隣の住田町でも開かれます。