障害がある作家たちの作品集め企画展 花巻 るんびにい美術館

障害がある作家たちの独創的なアート作品を展示している花巻市の「るんびにい美術館」で、開館15周年を記念した企画展が開かれています。

2007年に開館した花巻市の「るんびにい美術館」は、知的障害などがあるアーティストがアトリエで創作活動を行い、作品を展示しています。

開館15周年を記念した企画展には、アーティスト8人の独創的な抽象画やアート作品、25点が展示されています。

このうち矢巾町出身で2013年に亡くなった昆弘史さんの抽象画「人」は、人の顔のようにも見える大小さまざまな円を、色とりどりのペンやクレヨンなどで幾重にも描き込み、群衆のように見せた作品です。

また紫波町出身の似里力さんの作品は、短く切った糸を1つ1つ結んで再びつなぎ合わせました。

いくつもある結び目が、糸を伸ばすと不思議な模様を描き、丸めると動物のようにもなり、2009年、岩手芸術祭の現代美術部門で優秀賞を受賞しました。

仙台市から見に訪れたという女性は「考えられない色の組み合わせとか線の組み合わせが独創的で感動しました」と話していました。

美術館の三井信義さんは「1人1人が思うがままに自由にさまざまな形で表現し、強烈な個性を生み出しています。作品を通して障害について関心を持ってもらえれば」と話していました。

この企画展は来月8日まで開かれます。