地震 津波観測システムのメンテナンスで緊急地震速報に遅れも

東北から関東の沖合に整備された地震や津波の観測システムが19日からメンテナンスが行われ、気象庁によりますと、岩手県と宮城県の沖合で地震が発生した場合「緊急地震速報」の発表が最大で15秒程度遅くなるということです。

防災科学技術研究所は、東北から関東の沖合にある「日本海溝」沿いに地震計と水圧計が一体となった「Sーnet」と呼ばれる「地震津波観測網」を海底に整備していて、気象庁は観測されたデータを「緊急地震速報」の発表に活用しています。

気象庁によりますと、19日から来月25日にかけて岩手県沖と宮城県沖の26地点でメンテナンスが行われ、周辺で地震が発生した場合に「緊急地震速報」の発表がふだんと比べ最大で15秒程度遅くなるということです。

地震のあと速やかに発表される津波警報に影響はないものの、メンテナンス期間中は津波の観測データが使えないため、津波警報の切り替えや沖合で観測された津波の情報の発表が遅れる可能性があるということです。

気象庁は「宮城県と岩手県の沖合で地震が発生した際には緊急地震速報が出てから揺れ始めるまでの時間が短くなることがありえるので、改めて地震への備えを徹底してもらいたい」と話しています。