ミサイル発射 操業していた洋野町や久慈市の漁業者は

4日朝、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、松野官房長官は記者会見で「青森県付近の上空を通過したあと、日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられる」と述べました。

青森県に近い洋野町や久慈市の漁業者の中には漁に出ていた人もいましたが、大きな混乱はなかったということです。

このうち、久慈港の沖合で漁をしていたという漁業者の小林拓矢さんは「漁に影響はなかった。港に帰ってきてテレビでミサイル発射を知りました」と話していました。

また、大坪正志さんも「漁をしていてミサイル発射には気づくくこともなかった」と話していました。

青森県との県境にある洋野町の漁協にはミサイル発射を受けて、水産庁から警戒を呼びかける警報メールが届いたということですが、4日朝は海がしけていたため、漁に出た人は少なく大きな混乱はなかったとうことです。

洋野町の種市漁業協同組合の大村文雄代表理事組合長は「最初にテレビで知ったが、そのあとにJアラートが鳴り、八戸からのエリアメールが来てびっくりしました。海に出ている漁業者もいて、今回は携帯電話を使ってミサイル発射を知らせました。被害の報告などは受けていないが、このようなことがあると本当に困ります」と話していました。

宮古市の県立宮古水産高校によりますと、生徒や指導教員など20人を乗せた県の実習船「りあす丸」がハワイ沖でマグロはえなわ漁の実習を行っていましたが、無事を確認したということです。

学校によりますと、実習船は先月22日に宮古港を出港し、ハワイ沖で実習を行ったあとに来月14日に宮古に戻る予定で、弾道ミサイルの発射を受けて予定の変更はしないということです。