初めてのマイクロプラスチックごみ調査 全調査地点で確認

生態系への影響が懸念されている極めて小さなごみ「マイクロプラスチック」が県内の海にどれだけ流れ込んでいるか、県が初めての調査を行い、すべての調査地点で確認されたとして、今年度中にも対策をまとめることにしています。

マイクロプラスチックは、海に流れ出たプラスチック製品が劣化するなどした5ミリ以下の極めて小さなごみで、魚がエサと間違えて食べるなど、生態系への影響が懸念されています。

岩手県は去年8月と、11月から12月にかけて、普代村と陸前高田市の海岸付近と沖合の合わせて4か所で初めての現地調査を行い、このほど結果を発表しました。

それによりますとネットで20分間、海水をさらったところ、1か所あたり5個から45個のマイクロプラスチックが確認されたということです。

このうちの5割以上はペットボトルやレジ袋に使われるポリエチレンで、3割弱がペットボトルのふたに使われるポリプロピレン。

およそ2割が発泡スチロールに使われるポリスチレンだったということです。

県は今後も調査を続けて実態の把握に努めるとともに、今年度中にも海洋ごみ対策の地域計画をまとめることにしています。