秋の交通安全運動始まる 県庁前で開始式

秋の全国交通安全運動が21日から始まり、盛岡市の県庁前で開始式が行われました。

秋の全国交通安全運動の開始式は午前11時半から県庁前で行われ、県や警察、交通安全団体の関係者などおよそ100人が集まりました。

式では、岩手県交通安全対策協議会の会長として達増知事が「県内での交通事故は毎年減っているが、高齢者が巻き込まれる事故は依然高い水準が続いています。この運動を通して、交通安全の意識が県民に広がればと思います」とあいさつしました。

そして、市内の盛岡白百合学園幼稚園の園児19人が、声を合わせて「手をあげて横断歩道を渡ります。飛び出しは絶対しません。みんなで交通ルールを守ります」と誓いの言葉を述べました。

そして、園児たちのかけ声に合わせて白バイやパトカーがパトロールに出発しました。

ことしの秋の全国交通安全運動の重点目標は、▽子どもや高齢者をはじめとする歩行者の安全確保、▽飲酒運転の根絶、そして▽自転車の交通ルールの順守などです。

岩手県警察本部によりますと、ことし県内で19日までに交通事故で亡くなった19人のうち、4人は歩行中に車と衝突して死亡した65歳以上の高齢者だということです。

岩手県警によりますと、県内では日没時間が早くなる9月から11月までの間は高齢者が死亡する交通事故が増える傾向にあるとして、運動の期間中は、▽高齢者に反射材を配布するなどの啓発活動や、▽ドライバーなどに午後4時からの早めのライト点灯の呼びかけ、さらには▽日没後にスピード違反をしている車の取り締まりなどを行うことにしています。

県警察本部の南部一成交通企画課長は「夕暮れが早まる時期なので、ドライバーは横断中の歩行者がいないか前をしっかり確認したり、ライトをこまめに点灯するなどして夕方や夜間の交通事故防止を心がけてほしい」と話していました。

秋の全国交通安全運動は今月30日まで行われます。