売春の実態を告発「私たちは『買われた』」展 盛岡市で開催へ

貧困や虐待などを背景に少女たちが「売春」に追い込まれたり「買春」の被害にあったりする実態を知ってもらおうと、17日から2日間、盛岡市で企画展が開かれます。

「私たちは『買われた』展」と名付けられた企画展は、少女たちを支援する団体などが全国で開いています。

岩手県内では今回が初めての開催で、会場には、14歳から26歳までの39人の女性の実体験をつづった手記や写真など、およそ100点が展示されています。

このうち、着物姿の女性の手に残るリストカットの傷跡を写した写真は、母親の彼氏や兄弟から性的な虐待を受け続けた女性が、その後、支援団体とつながって被害から抜け出し、成人式を迎えた際、「20歳まで生きられた記念に」と撮影したものということです。

また「産まなきゃよかった」、「黙れ」、「出てけ」など、少女たちが大人に言われてつらかったことばを集めたパネルなどもあります。

企画した支援団体「Colabo」の仁藤夢乃代表は「虐待などで、家庭で安心して過ごせない少女に、助けてあげるふりをして、大人がつけ込む実態がある。これまで少女の非行問題として捉えられてきたが、社会の問題として考えてほしい」と、話していました。

企画展「私たちは『買われた』展」は、17日と18日の2日間、盛岡市の岩手県民会館で開かれ、トークイベントも行われます。