盛岡藩藩主 南部家の資料など展示 「殿さまの1年」展 盛岡

江戸時代、盛岡藩の藩主だった南部家の資料から当時の暮らしぶりなどを知ることができる企画展が、盛岡市で開かれています。

「殿さまの1年」と題されたこの展示は、盛岡藩主を務めた南部家に残されていた資料から、当時の1年間の行事や暮らしぶりなどを学んでもらおうと企画されました。

会場には、江戸時代の後期から明治時代にかけての書物や絵図などおよそ50点が展示されています。

このうち、「門火乗(かどびのり)」という行事は、お盆の時期に死者を迎えるために家々の門前にともされた「門火」を馬に乗った武士が見回る行事で、当時は多くの見物人が集まるほどの人気だったということです。

また「八幡宮祭礼」では、山車などの飾りつけが細かく記録されています。

このほか、当時の将軍家に盛岡藩が献上した品物やその時期などを記した資料も展示されています。

もりおか歴史文化館の熊谷博史学芸員は「盛岡藩の行事がどのように形を変えて現代に伝わっているかを楽しんでほしい」と話しています。

「殿さまの1年」展は、もりおか歴史文化館で来月17日まで開かれています。