江戸時代の味を再現 日本酒が完成し披露 洋野町

古い蔵で見つかった酒造りの「秘伝書」をもとに、江戸時代の製法をまねて当時の味を再現した日本酒が洋野町で完成し、関係者に披露されました。

江戸時代から戦前にかけて酒を造っていたという洋野町の商店では、蔵で見つかった古文書が4年前、江戸時代に書かれた酒造りの「秘伝書」とわかり、可能なかぎり当時に近い製法で日本酒をつくる取り組みが始まりました。

この結果、去年、4合入りの瓶、800本あまりが初めて販売され、ことしは11日、2000本が発売されます。

これを前に9日は、関係者が役場を訪れ、完成を報告しました。

この取り組みでは、発酵させる際などの温度管理をすべて手作業で行っていますが、今回は、江戸時代の味にさらに近づけようと、自然栽培したコメや当時、使っていた井戸水を使用するなどしたということです。

岡本正喜町長は「おいしいお酒ですので、これを機に多くの人に洋野町に興味を持っていただき、訪れてほしいと期待しています」と話していました。

蔵の持ち主の布施雅彦さんは「昔はこういうお酒を飲んでいたんだなと想像しながら味わっていただければとてもうれしいです」と話していました。