ウクライナ支援 岩手ゆかりの音楽家がチャリティーコンサート

ロシアからの軍事侵攻が続くウクライナを支援しようと、盛岡市で岩手県ゆかりの音楽家によるチャリティーコンサートが開かれました。

このコンサートは、東日本大震災の流木や、津波に流されず残った「奇跡の一本松」から作られたバイオリンなどの弦楽器を世界の演奏家に弾いもらう活動をしている団体が盛岡市で開きました。

震災で生じた流木などで作られた弦楽器でウクライナ国歌などが奏でられ、およそ400人が聴き入っていました。

そして、北上市在住でウクライナ出身のトムシンスカ・ナターリアさんが登壇し、「すてきな音楽をウクライナにいるお母さんや仲間たちにも聴かせてあげたかった。ウクライナのことを忘れないでいてほしい」と呼びかけました。

演奏を聴いた40代の男性は「ウクライナのことはひと事ではないので、少しでも力になりたい」と話していました。

コンサートの収益や寄せられた寄付は、ユネスコ=国連教育科学文化機関を通じてウクライナ大使館に全額寄付されるということです。

主催した「命をつなぐ木魂の会」の又川俊三会長は「ふるさとや家族を失う悲しみは震災も戦争も共通すると思う。音楽を通して支援の輪を広げていきたい」と話していました。