海草が吸収する二酸化炭素を地域振興に役立てる勉強会 釜石市

海草などが吸収する二酸化炭素を活用して水産業や地域振興に役立てるための勉強会が釜石市で開かれました。

コンブやアマモなどの海草は、水中の二酸化炭素を吸収し光合成をして酸素を供給しています。

こうした海の生物が吸収する二酸化炭素は「ブルーカーボン」とも呼ばれ、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の吸収源として世界的にも注目されています。

10日は岩手大学の釜石キャンパスで、この「ブルーカーボン」を水産業の振興などに活用しようと勉強会が開かれ、全国から集まったおよそ90人が参加しました。

勉強会はオンライン形式で開かれ、この中では「ブルーカーボン」を活用した「カーボン・オフセット」という横浜市独自の事業が紹介されました。

具体的には、海藻が吸収する二酸化炭素を試算したうえで、まとめて企業などに販売するというもので、企業などにとっては購入した分の二酸化炭素を減らしたことになるというものです。

また、横浜市にとっても企業に販売した代金でスポーツ大会を開催するなど、地域振興にも役だつということです。

勉強会に参加した釜石市の女性(75)は「海が持っている可能性について知ることができて勉強になりました」と話していました。