県内7地点で最高気温が35度超 熱中症の疑いで10人搬送

県内は5日も7地点で最高気温が35度を超える猛暑日となりました。
午後4時時点で合わせて10人が熱中症とみられる症状で搬送されています。

日中の最高気温は美郷町南郷で36度ちょうど、日向市と西都市、宮崎空港で35.7度、宮崎市で35.6度など、県内17の観測地点のうち7地点で猛暑日となりました。

県内の各消防本部などに取材したところ午後4時までに合わせて10人が熱中症とみられる症状で搬送されています。

このうち2人が中等症で、宮崎市に住む50代の男性は家の中で立てなくなっているところを訪問した業者が見つけ、病院に搬送されました。

また都城市の80代の男性は室内で歩けなくなっているところを家族が気づいたということです。

いずれも命に別状はないということです。

県内はあすも気温が上がる見込みで、日中の最高気温は宮崎市で36度、日南市で35度、延岡市と都城市で34度、高千穂町で33度と予想されています。

宮崎地方気象台と環境省は、熱中症警戒アラートを発表し、熱中症に対するいっそうの対応を求めています。