各地で真夏日 山沿いの地域はことし1番の暑さ

県内では“梅雨の中休み”となった19日、各地で真夏日となり、山沿いの地域ではことし1番の暑さを記録しました。
20日からは梅雨らしい天気が戻ってきそうです。

宮崎地方気象台によりますと、19日の県内は高気圧に覆われた影響で、午前中から各地で気温が上がりました。

日中の最高気温は、▽美郷町南郷で31.8度、▽えびの市の加久藤で31.4度、▽五ヶ瀬町鞍岡で31.2度など、山沿いを中心に県内9つの観測地点で30度以上の真夏日となりました。

このうち、美郷町南郷と五ヶ瀬町鞍岡はことし一番の暑さとなったほか、すべての観測地点で25度以上となり、暑い“梅雨の中休み”となりました。

気温が真夏日の一歩手前の29.4度まで上がった宮崎市の中心部では、日傘や帽子で日ざしを避けながら歩く人の姿が目立ちました。

気象台によりますと、20日の県内は、梅雨前線が北上し、曇りや雨となる見込みだということです。

気温も上がらず、日中の最高気温は延岡市と日南市で23度、宮崎市と都城市で22度、高千穂町で21度と予想されています。