「世界3大花木」の1つ ジャカランダの花が見頃に 日南市

宮崎県日南市では、初夏の訪れを告げるジャカランダの花が見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。

南米原産のジャカランダは、成長すると高さ15メートルにもなる大きな木に、かれんな青紫色の花を咲かせ、「世界3大花木」の1つとされています。

日南市の「道の駅なんごう」の周辺には、およそ1000本のジャカランダが植えられていて、今月の大型連休明けごろから長さ3センチほどの釣り鐘のような形をした花が咲き始めました。

現在、一部の木ではほぼ満開となっていて、25日は穏やかな晴天のもと、訪れた人たちが盛んに写真を撮る姿が見られました。

市の観光協会によりますと、ことしは暖冬だったため、花になる芽の数が例年より多いということです。

東京から訪れたという80歳の男性は、「かれんでゴージャスな感じの花で見応えがあります。遠くから来た甲斐がありました」と話していました。

このジャカランダの花は、来月中旬ごろまで楽しめそうだということです。