小学生が一流のプロによるオーケストラの演奏楽しむ 宮崎市

県内の小学生たちに一流のプロたちによるオーケストラの演奏を楽しんでもらう音楽会が14日、宮崎市で開かれました。

宮崎市民文化ホールで開かれた音楽会は、先月29日から開催されている宮崎国際音楽祭のプログラムの一環として企画され、県内の小学6年生、合わせて2600人余りが午前と午後の部に分けて招待されました。

演奏するのはこの音楽祭のために結成された一流のプロたちのオーケストラで、世界で活躍した広上淳一さんの指揮に合わせて、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」やモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などの名曲を奏でました。

また、童謡の「かえるの合唱」も演奏され、子どもたちみんなでメロディーに合わせて歌い出しのタイミングをずらして合唱する輪唱を体験しました。

宮崎国際音楽際の音楽監督を務めるバイオリニストの徳永二男さんは「これから生きていく中で折に触れて音楽を楽しんでもらうきっかけになったらと思います。ぜひ、また生で聞きに来て感動を味わってほしい」と話しました。

参加した児童は「初めて生の演奏を聴いたけどすごい迫力だった。演奏会が開かれたらまた見に行きたい」と話しました。