九州最後の秘境とも呼ばれる大崩山 登山者に人気

大崩山は、標高1644メートルの山で、周辺の山とともに「祖母・傾・大崩」地域として、ユネスコエコパークにも登録されています。

花こう岩でできた切り立った渓谷や貴重な原生林が特徴で、日本二百名山の1つになっているほか、「九州最後の秘境」とも呼ばれ、登山者の人気を集めています。

一方、登山道には崖や岩場など難所も多く、上級者向けの山とされています。

熊本県から登山で訪れた40代の男性は「注意していても、事故は起きるときは起きてしまいますが、事前の準備や、体力など自分のことをよく知った上で登山に臨むことが事故を防ぐために大切だと思います」と話していました。