かんしょの苗植え 地元の小学生と保育園児が体験 串間

県内有数のかんしょの産地、串間市で子どもたちが畑にかんしょの苗を植える体験をしました。

この苗の植え付け体験は、地元の特産品のかんしょがどのように作られているのかを子どもたちに知ってもらおうと、串間市の大束地区で行われ、小学生と保育園児の合わせておよそ70人が参加しました。

子どもたちは大束小学校の隣にある広さ10アールの畑に集まり、地元の農家の人などに教わりながら植え付けに挑戦しました。

黒いシートがかぶせられた畝の穴に長さ30センチほどのかんしょの苗を1本ずつ差し入れ、棒を使って土の中に丁寧に押し込んでいきました。

作業は30分ほどで終わり、およそ3000本の苗が植えられました。

小学1年生の児童は「苗を植えるときにプシュッと音がするところが楽しいです。串間のお芋はおいしいです。あとで食べるのが楽しみです」笑顔で話していました。

植えられたかんしょは8月の下旬に子どもたちが収穫し、スイートポテトなどに調理して食べる予定だということです。