延岡市 防災メールで震度を誤って配信 謝罪と再発防止

17日の地震で震度4の揺れを観測した延岡市で緊急地震速報が発表された直後に携帯電話に届く防災メールなどで市が誤って「震度7」とする情報を配信しました。
自動配信されるメッセージの設定が正しくなかったためだということで市民に謝罪するとともに再発防止に努めることにしています。

17日夜、発生した豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震では延岡市で震度4の揺れを観測しました。

しかし、市によりますと、緊急地震速報が発表された直後に携帯電話に届く市の防災メールやSNSなどに「緊急地震速報震度7」などと誤った情報を配信していたということです。

市ではJアラート=全国瞬時警報システムから緊急地震速報などの情報を受信した際には、防災メールなどで情報が自動配信されるようにしていましたが、震度4以上が予想される場合についてすべて震度7の際のメッセージを送信するように設定されていたということです。

このため市では19日、誤った情報を配信したとしてホームページ上で謝罪するとともに今後は緊急地震速報を伝える際のメッセージを見直し、震度については気象庁の情報を確認するよう呼びかけるということです。

延岡市危機管理課は「市民の皆様にご心配をおかけしたことを深くおわびします。今後は対応を改め防災に関する情報を適切に伝えるよう努めます」とコメントしています。