宮崎地方検察庁 自見武士新検事正着任 抱負述べる

宮崎地方検察庁の新たな検事正に就任した自見武士氏が１９日着任し、「１つ１つの事件に公正誠実に向き合い、関係機関と緊密に連携して検察の使命をしっかりと果たしていきたいと」と抱負を述べました。

自見検事正は山口県出身の５５歳。

平成７年の東京地検を振り出しに札幌高等検察庁の刑事部長や最高検察庁の検事などを歴任し、１９日、宮崎地方検察庁に検事正として着任しました。

着任後、記者会見を開き、「県民のみなさまの安心安全を守り、その信頼に応えていくことが重要だと思う。１つ１つの事件に公正誠実に向き合い、県警察本部など関係機関と緊密に連携して検察の使命をしっかりと果たしていきたい」と抱負を述べました。

九州での勤務は初めてということで、宮崎のイメージについては「豊かな自然に恵まれ、気候も１年を通じて温暖で住みやすいという印象です。上司や同僚からはうらやましいと言われました。この地で勤務できることを大変うれしく思います」と述べました。